小山則叢桂留人。扶風則長松繋馬。豈独城臨細柳之上。塞落桃林之下。
若乃山河阻絶。飄零離別。抜本垂涙。傷根流血。
火入空心。膏流断節。横洞口而欹臥。
小山は則(すなわ)ち叢桂に人を留め、扶風(ふふう)は則ち長松(ちょうしょう)に馬を繋(つな)ぐ。
豈(あ)に独(ひと)り城の細柳(さいりゅう)の上に臨み、塞(さい)の桃林(とうりん)の下に落つるのみならんや。
若(も)し乃(すなわ)ち山河(さんが)阻絶(そぜつ)すれば、飄零(ひょうれい)離別(りべつ)し、本(もと)を抜かれて涙垂る。
根を傷つけられて流血し、火は空心(くうしん)に入る。
膏(こう)は流れて断節し、洞口(どうこう)に横たわりて欹(ななめ)に臥(ふ)す。


一覧・詳細



 | 


© 2010 RYUTARO HATTORI